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投扇興は古来の博打ゲーム!?(ルール編)

みなさん、こんにちは。大西常商店で若女将をしております大西里枝と申します。
前回に引き続き、投扇興のお話をしたいと思います。
投扇興って古来の博打ゲームなんですが、ルールっていまいちよく分からないですよね。
細かいことをお伝えすると大混乱するので、ざっくりお伝えします。

投扇興のルール

投扇興は対戦ゲームです。投扇興を前に向かい合った人同士が交互に投げていきます。
大西常商店では5投づつ投げていただいて、場所を交代。その後また5投投げます。
10投の合計得点で競います。(人数が多い場合はチーム戦になることも)

チーム戦はこんな感じ!盛り上がります。

ダーツの日本版だと思っていただけるといいかもしれません。
ほとんどの点数が加点ですが、減点もあります。
「こつん」と「野分」のみ減点です。こつんはマイナス2点ですが、野分はマイナス30点!!!
こつんは枕(桐箱)の部分だけに扇子があたること。枕には装飾が施してあるので、そういう意味で

大事にしましょうね、の原点です。実に日本人らしい減点理由。

野分は古語で台風、という意味。枕の部分まで倒してしまうほどの大暴投はなかなかないので、私も見たことがありません。(笑)とはいえ、投げ方が独特で、コツをつかむまでが難しいのですよね。最初はこつんもよく出ます。しかし、弊社スタッフがつきっきりで指導しますので、問題なし!
うまくなるまで帰れません(うそです)
投げ方はまた次のコラムに!

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